駒崎 弘樹 公式ブログ 事業ニュース

相談記録作成業務の8〜9割削減を目指すAI-BPOサービス「記録まるなげくん」提供開始 〜自治体の相談部署、地域包括支援センター、発達相談センター等の記録作成を、AIと専門職の力で支援〜

 

つながりAI株式会社は、自治体や相談支援機関における相談記録・訪問記録・報告書作成の負担を軽減するAI-BPOサービス「記録まるなげくん」の提供を開始しました。

 

「記録まるなげくん」は、相談員・支援員が日々行っている面談、電話相談、訪問支援等の内容をもとに、相談内容の文字起こしから、自治体・事業所ごとの報告書フォーマットに合わせたアウトプット作成までを支援するサービスです。

 

相談員・支援員は、作成された下書きを確認し、必要に応じて微修正したうえで、既存システムや所定の様式にコピー&ペーストするだけで記録作成を進めることができます。

 

これにより、これまで相談後に発生していた文字起こし、要点整理、報告書形式への整形といった作業を大幅に削減します。つながりAIでは、導入現場の運用や記録様式にもよりますが、相談記録作成業務の8〜9割程度の削減を見込んでいます。

 

背景:相談支援現場を圧迫する「記録業務」

自治体の相談窓口、地域包括支援センター、発達相談センター、こども家庭支援、生活困窮者支援、障害福祉、介護予防等の現場では、相談件数の増加やケースの複雑化が進んでいます。
一方で、相談員・支援員は、面談や電話対応、訪問、関係機関との連携に加えて、対応記録、支援経過、報告書等の作成にも多くの時間を費やしています。

 

特に、以下のような声が現場から多く聞かれます。

 

「相談対応後の記録作成に時間がかかり、残業につながっている」
「記録の書き方が人によってばらつく」
「ケースが複雑で、要点を整理するだけでも負担が大きい」
「本当は利用者と向き合う時間を増やしたいが、事務作業に追われている」

 

こうした課題に対し、つながりAIは、相談支援現場に特化したAI活用とBPO運用を組み合わせることで、記録業務の負担軽減を目指します。⁠

 

「記録まるなげくん」でできること

 

「記録まるなげくん」は、相談・面談・訪問等の内容をもとに、自治体や事業所ごとの報告書フォーマットに合わせた形で記録の下書きを作成するサービスです。
主な対象業務は以下の通りです。

 

  • 相談内容の文字起こし

  • 自治体・事業所ごとの報告書フォーマットに合わせたアウトプット作成

  • 既存システムや記録様式にそのままコピー&ペーストしやすい形での整形

 

相談員・支援員は、相談内容を録音・共有するだけで、記録作成に必要な下書きを受け取ることができます。その後は、内容を確認し、必要に応じて微修正したうえで、既存システムや所定の様式にコピー&ペーストするだけで記録作成を進めることができます。

 

これにより、これまで相談後に発生していた文字起こし、要点整理、報告書形式への整形といった作業を大幅に削減します。つながりAIでは、相談記録作成業務の8〜9割程度の削減を見込んでいます。

 

特徴1:相談支援現場に特化した記録作成支援

一般的な議事録AIや文字起こしツールとは異なり、「記録まるなげくん」は相談支援・福祉・自治体業務の現場で使われる記録を想定して設計されています。
単に会話を文字起こしするだけでなく、相談内容、本人・家族の状況、支援者の対応、今後必要な対応などを、報告書として使いやすい形に整理します。

 

特徴2:報告書フォーマットに合わせてアウトプット

自治体や相談支援機関では、すでに独自の報告書様式や記録フォーマットが使われています。
「記録まるなげくん」では、各自治体・事業所の既存フォーマットに合わせてアウトプットを作成します。これにより、相談員・支援員は、ゼロから文章を作成するのではなく、出力された内容を確認し、必要に応じて修正したうえで、既存システムや所定の様式に貼り付けるだけで記録を作成できます。

 

特徴3:新しい大規模システムへの移行なしで導入可能

自治体や相談支援機関では、Excel、Word、業務システム、グループウェア等、すでにさまざまな記録・報告の仕組みが使われています。
「記録まるなげくん」は、新しい大規模システムへの移行を前提とせず、既存の記録様式や運用フローに合わせて導入できることを重視しています。
まずは一部の相談記録・訪問記録から小さく始め、現場の負担軽減効果を確認しながら、対象範囲を広げることができます。

 

想定される導入先

「記録まるなげくん」は、以下のような機関・部署での利用を想定しています。

  • 自治体の子育て相談部署

  • 自治体の高齢者支援部署

  • 自治体の障害福祉部署

  • 自治体の生活困窮者支援部署

  • 地域包括支援センター

  • 発達相談センター

  • こども家庭センター

  • 基幹相談支援センター

  • 委託相談支援機関

  • 社会福祉協議会

  • 相談支援を行うNPO・民間団体

特に、相談件数が多く、記録作成に時間を取られている現場や、記録品質の標準化を進めたい組織に適しています。

 

今後の展開

つながりAIは、現在人力で行われている膨大な行政・福祉相談業務の一部をAIと専門職でリプレースし、自治体の人手不足を補い、よりたくさんの人々を助けていきたいと考えています。

行政の相談をよりそい型AIと専門職で24時間伴走する、AIパートナー「AI(あい)ちゃん」と、「記録まるなげくん」の2つのAI-BPOサービスを積極的に全国展開していきたいと思います。

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