駒崎 弘樹 公式ブログ 旧ブログ記事

【大手小町】姪でシミュレーション

3歳になる姪の七五三で、日枝神社に行った。
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 都心で場違いに大きな鳥居をくぐり、石段と併設されたエスカレーターを登って境内へ向かう。すると姪と姉夫婦と、もう一人の姉夫婦と、僕の母、簡単に言うと一家が総出でいた。あいさつを交わした瞬間、華やかな着物を着た、ちっこい姪がぴょこぴょこと走ってきて、僕の足に抱きついてきた。
 その瞬間、
「やばい、可愛い・・・
目がハートと化した。
 その後、建物の中に入り、お祓(はら)い。烏帽子(えぼし)をつけた神官の方が、祝詞を高らかに読み上げ、踊りまで踊ってくれるメニューであったが、姪はさっそく飽きてじっとしていない。もらった千歳あめを何とかして食べようと格闘している。
 お祓いが終わり、巫女さんコスプレのリカちゃんがもらえて大喜びの姪の写真を、これでもか、と撮りまくる。
 「笑ってー」
と言うと、もう三歳にもなるとニコっと微笑み返してくれる。
余りに可愛く、思わず
「わー、可愛いーー、もっかいもっかい!!」
と5分くらい没頭していたら、姉に
「ヒロキ、あんた恥ずかしい人になっているわよ」
と後ろでボソッと言われる。
 確かに、はたから見ると31歳のおっさんが「可愛い」と自分の娘を大声で連呼して、写真撮りまくっているという状況になってしまっていて、何人かの人々がこちらを見ている。やってもうた。
 その後は自分の娘を風呂に入れないといけないので、そそくさと帰ったが、姪はちゃんと「バイバイ」と手を振ってくれたのだった。
 3歳児になると、言葉もちゃんとしゃべるし、女の子っぽくなって、本当に可愛い。生後2か月の娘もこうなるかと思うと、がぜん楽しみになってきた。七五三もどんなものか分かったので、娘がやる時の手はずはこれでとれるぞ、と。
 こう考えると、甥や姪がいる、というのは、自分の娘のシミュレーションができてとっても良いなあと感じた。昔は大家族で、年の離れた妹や、年の離れた兄の子どもがいたりして、小さな子どもたちに触れる機会が多かったに違いない。それゆえ、誰に教えられるともなく、2歳児というのはこんなもんで、こういう風に育っていって、ライフイベントとしてこんなものがある、というのがいつの間にか学べていけたのだろう。
 子どもが身近なところにいるから、子どもを持つことが怖くもないし、姪に愛されたりするとうれしくなって、素朴に自分も子どもが欲しいなあなんて思う、という循環があったりしたのだろう。出生率が減って子どもが減ると、身近にこどもがいない生活空間になり、自然と子どもを持ったり、共に生きていく心理的ハードルがあがってしまうのかもしれない。
 家に帰ると妻が
「この子が『うっくー、うっくー』って、あなたがいなくて泣き通しで疲れたわよ」
と愚痴る。まだまだ男か女か分からない赤ちゃん顔の娘を見ながら、いつか3歳になった時の彼女を想像して、少しうれしくなった。
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