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東日本大震災を教訓に、経産省と保育防災ハンドブックを作成し、オープンソースにしました!


僕が製作委員として関わりました「保育防災ハンドブック」がリリースされました。

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(実製作は船井総研さんが一生懸命頑張ってヒアリングや執筆を頑張ってくれました。)
東日本大震災の際に、残念ながら保育の現場においてお子さんが亡くなった事例がありました。一方でものすごい被害にあったエリアにあった保育園だったにも関わらず、1人の子どもも被害が出なかった園もあります。この違いは何だったのでしょうか?
私たちは今回の悲劇から、絶対にこうした教訓を学ばねばなりません。教訓を活かし、保育現場の災害対応力を高めていかねばならないのです。そこで、心ある経産官僚の方に相談したところ、意義を理解し、調査事業を立ちあげて下さったのです。
内容は、官庁発行の報告書とは思えないほど、キャッチーで見やすいレイアウトになっているかと思います。また、従来の保育園偏重を改め、保育ママやベビーシッターの場合において災害時に如何に対応するか、という知見も全国で初めて盛り込みました。
更に、官庁でよくある、従来の太いアナログ報告書では中々全国でテキストとしては使えません。そこで、今回はネットで完全オープンソース化しました。どこの園や法人の方も、自由にこのテキストをダウンロードし印刷してもらって、研修等で使えます。
全国の保育に携わる全ての皆さん、ぜひこれらを使って研修やトレーニングを行い、もしもの時に子どもたちの命を守りましょう!!
◎保育防災ハンドブック掲載URL(川崎市が早速リンクしてくれました。他の自治体さんもぜひ!)
http://www.city.kawasaki.jp/e-news/info5062/index.html



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当記事はNPO法人フローレンス代表理事 駒崎弘樹の個人的な著述です。
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