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大阪の小規模保育について毎日新聞でコメントしました


全国小規模保育協議会理事長として、毎日新聞の取材に対しコメントしました。

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紙面の内容も含めて僕が取材で申し上げたことを簡単に補足すると
・保育ママは1人で3人を保育せねばならないため、休めない・負担が大きい等で広がりづらい。そのために法人運営による保育ママの複数人化≒小規模保育化が重要
・大阪市は法人運営型の小規模保育を導入し、good job!だが、いかんせん運営経費が少なすぎて持続可能な仕組みではない。(ただ、既に10社程度応募予定だそう。)おそらく単園でペイしなくても、委託実績を作れる等の理由かと思うが、それでは質の高い保育を続けることはできない。
・橋下市長は「補助金を増額することを検討する」とTwitterでも仰っていたので、来年度以降は期待できるだろう。
・全国でこうした小規模保育の制度化が進んでいるが、自治体は制度設計に不慣れで今回のようにせっかく創ってもワークしない制度が出始めている。よって、全国小規模保育協議会の方で、自治体に制度設計のアドバイスを行なっている。もし導入する気のある自治体があれば、気軽に連絡頂ければ。視察等も対応させて頂く。
・また、今後小規模保育への参入を考えている事業者は、なるべく協議会に加入して現場を知った上で参入してほしい。子どもの命を預かる仕事なので、事故は絶対に起こしてはいけない。質をきちんと担保できる覚悟と一生関わる気概を持って、挑戦してほしい。
ということでした。
子ども子育て支援法によって小規模認可保育が制度化されますが、メディアの方々はもし不明点等あればいつでも全国小規模保育協議会(事務局はフローレンス内に暫定設置)までご連絡を!



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当記事はNPO法人フローレンス代表理事 駒崎弘樹の個人的な著述です。
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