駒崎 弘樹 公式ブログ 提言・解説・アイディア

テレビ朝日に「駒崎、赤ちゃんを海外に人身売買」デマが取り上げられました

 

こんにちは、つながりAI株式会社CEOの駒崎弘樹です。

 

2024年1月頃から、SNSを中心にあるデマが拡散され続けました。

 

「駒崎弘樹は、海外に赤ちゃんを人身売買している」

と。

 

これは、まったくの事実無根です。

 

私が代表を務めていた認定NPO法人フローレンスは、日本国内での特別養子縁組を支援している団体です。

 

海外での養子縁組は一切行っていません。もちろん、人身売買などしようものなら、政府からの認可が下りようはずもありません。

 

にもかかわらず、「人身売買だ」「子どもを金で売っている」といった悪質な投稿が繰り返され、拡散されていきました。

 

初めは「そんな馬鹿馬鹿しい陰謀論なんて、誰も信じないだろう。信じたとしても一部の人間だけ」と思っていましたが、あっという間に良識ある多くの人や企業が信じてしまうことになりました。

【デマが家族と民主主義を脅かした】

最もつらかったのは、家族への影響です。

 

私の妻である東京都議会議員・こまざき美紀にも、そのデマの影響が及びました。デマを信じた人から怒鳴られたり、嫌がらせをされたり。

 

このような事態が起きたとき、普通の人は選挙に立候補すること自体を諦めてしまうかもしれません。それは、民主主義の根幹を揺るがすことでもあります。

【テレビ朝日が正面から取り上げてくれた】

そんな中、テレビ朝日がこの件を丁寧に取材・報道してくださいました。

 

 

 

 

番組の中では、私たち家族が受けた被害と、その発端となった根拠のないデマの流布について、

 

明確に「事実無根」であると報じていただきました。

 

また、社会的にこうしたデマや誹謗中傷が選挙に与える影響が、日増しに強くなっていることも。

 

SNSの力は大きい。

 

しかしその力が、事実ではなく「嘘」を拡げる方向に使われたとき、どれだけ人を傷つけるのか――。その実例として取り上げてもらえたことに、感謝しています。

【ネットの陰謀論・誹謗中傷に、社会として歯止めを】

今回のようなデマ拡散が起きたとき、個人ができることには限界があります。

 

私も民事・刑事の双方から法的措置を取っていますが、数が多すぎて、どうにもなりません。

 

私たちは、政府に対して、ネット上の陰謀論・誹謗中傷・悪質なデマの拡散に対する早急な規制・対策を求めます。

 

表現の自由を大切にしつつも、自由が誰かを深く傷つけ、誤情報によって社会が誤った方向へ進んでしまうのなら、それを正すルールが必要です。

【最後に】

この記事をご覧の皆様には、ぜひネット上の誹謗中傷やデマの拡散に与しない大切さを、心のどこかに残しておいてください。

 

政治家のみなさん、ぜひ動いてください。これは社会問題です。しかも、民主主義を脅かすレベルの。

 

私と妻は、これからもデマや誹謗中傷に負けず、子どもたちの未来のために活動していきます。

 

応援、よろしくお願い致します。

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