駒崎 弘樹 公式ブログ 旧ブログ記事

参議院に参考人招致されました


吊るしあげをくらいました、

ということでは全然なく、「少子高齢化・共生社会に関する調査会」というところで、私の従来の主張である「国民保育券」と「認可保育園改革」、「寄付税制改革」についてお話しさせて頂きました。
http://bit.ly/aWQntF
以下、参議院雑感。
・PC持ち込み禁止なのは残念。参考人は別に良いが、議員の方々は単にプレゼンを聞くだけでなく、聞きながらメモをPCで取ったり、ネットで調べたりしながら、自分のデータベースを作っていけば、もっと生産的に仕事ができるのに、ともったいない気がしました。
・自民党の議員の方の欠席が目立ちました。調査会って、任意なのかな。一応仕事のうちの一部なのだと思うのだけど・・・。
・僕のプレゼンの時ではないですが、民主党の方々の一部の方が、私語をしていて残念でした。皆さん貴重な時間を使ってプレゼンするのだから、少なくとも聞くべきだし、興味がなかったら最初から出なければ良いのになぁ、と感じました。
・質疑応答が1人の議員に10分与えられているのですが、事前に資料提出しているのだから、事前に質問をメール等でもらっておいて、それを踏まえてプレゼンし、更に質問がある人はする、という形式だったらもっと突っ込んだ議論ができるのに、、、と思いました。
・こうした調査ヒアリングの仕組みは、議員が政策を立案するのではなく、官僚が政策を立案していた頃には合理的だったのだろう、と思いました。すなわち政治家は大枠を理解しておいて、政策の細部は官僚がきちんと組み立てていく、という分業体制ゆえにあり得る形です。今後、真に政治主導になっていくためには、政治家が自らのネットワークを活用し、民間から専門家を複数人引き抜き、イシューごとにプロジェクトチームを組ませて、立案まで持っていく、という形が最も合理的になってくるでしょう。そうなると、与野党が緩いテーマでヒアリングを行う、というようなことの必要性は無くなっていくのだろうな、と感じました。
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当記事はNPO法人フローレンス代表理事 駒崎弘樹の個人的な著述です。
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