駒崎 弘樹 公式ブログ 旧ブログ記事

おうち保育園しながわシーサイド、年明けにオープンします!

待機児童で困るエリアに果敢に進出するおうち保育園。

今回は品川区のご協力を得て、発展著しい品川シーサイド地区の駅前徒歩1分のところで、2011年1月5日から開園することになりました。
物件提供は今回もUR都市機構様です。
・品川シーサイドビュータワー
http://www.ur-net.go.jp/akiya/tokyo/20_6670.html
時同じくして、内閣府待機児童対策特命チームの村木事務局長が、菅総理に基本構想取りまとめ案を提出致しました。
そこには、
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全国自治体に横断的な制度として、平成25年度から新システムが導入の予定である。
しかし、待機児童を多く抱える自治体にとっては、新システムを待たずに、できるところから前倒しして取組みを進めていくことが必要となっている。このことから、「待機児童解消『先取り』プロジェクト」では、待機児童が多く、潜在的な保育需要を先取りしながら待機児童解消に意欲的に取り組む自治体を対象に実施する。
①家庭的保育の拡充
・複数の家庭的保育者による家庭的保育事業の実施
・家庭的保育を実施する場合の賃借料・改修費等の補助率の引き上げ等
家庭的保育を実施する際の改修費等についての国の補助率は通常1/2であるところ、待機児童の多い自治体については2/3に嵩上げしているが、これまで、地方交付税不交付団体は、補助率嵩上げの対象外だった。
今回これを見直して、極めて富裕な団体を除いて嵩上げの対象を拡大することで、都市部も含めて、家庭的保育の拡充を図る。
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ということで、来年からおうち保育園型の事業を行う自治体に対して、隔てなく補助を行う旨が明記されました!
どういうことかというと、もはや、後は「自治体がどれだけ本気でやるか」にかかっている、ということです。
なぜなら空き家のない自治体なんて存在しないからです。
以前であれば、「認可保育園をつくる土地がない」「国が十分支援しない」等が言えたと思いますが、
そうした障害は取り除かれつつあるのです。
江東区や横浜市、そして今回の品川区のように、やる気になればいくらでも「おうち保育園」を設置していくのは可能です。空き家さえ見つけてくれば良いだけです♪
待機児童でお困りのご家庭は、自治体の担当部署に「なぜおうち保育園を設置しないのですか?空き家はあるでしょう?」と電話しましょう。
自治体を突き動かし、この待機児童問題に終止符を打っていこうではないですか!
そして誰もが子育てと仕事を笑って両立できる社会を実現しましょう!
※おうち保育園しながわシーサイドの入園希望に関しては、品川区保育課まで
03-5742-6724
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当記事はNPO法人フローレンス代表理事 駒崎弘樹の個人的な著述です。
PCサイト http://www.florence.or.jp/
携帯サイト http://www.florence.or.jp/m/index.htm
病児保育で困っている、サービスを希望するという方は、
こちらのフローレンス本体のページから、お申し込み下さい。http://www.florence.or.jp/
我が子が待機児童になってしまって困っている方は、
「おうち保育園」でお預かりができるかも知れません。
http://www.ouchi-hoikuen.jp/
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