駒崎 弘樹 公式ブログ 事業ニュース

◎日本初の「保育園まるごと病児保育OK」始めます!

保育園が月々お金払って、希望する在園児が困った時に、いつでも自宅での訪問型病児保育を通常より安価に受けられる、という前人未到のサービスを始めます。
 
これは我々が目指す「病児保育を当たり前のセーフティネットに」というビジョンに、一歩近づく試みです。
子どもが熱を出すたびに、帰れないと分かっている親御さんに「帰って来て下さい」と言うのが辛い、という園長さん。
一部の子どもの病気が、全体に感染が広がってしまうリスクに頭を痛める保育園経営者の皆さん。
ぜひ導入をご検討下さい。
 
ちなみに現場で働く保育士さんのお子さんの病児保育も、当パッケージの中で行えますので、急にシフトに穴を空けてしまって現場がキツくなるリスクも抑えられます。
 
子育てと仕事の両立が当然で、全ての子ども達がどんな時も笑っていられる社会を目指して。
保育業界一丸となって頑張っていきましょう!
 
—以下プレスリリース—–
 
保育園の園児全員が病児保育を利用できる!
~ フローレンス、日本初の保育園向け病児保育サービスをリリース!
 
 認定NPO法人フローレンス(千代田区、代表理事 駒崎弘樹)は、保育園向けに、通常より安価で訪問型病児保育を利用できる新プランを開発した。
 
 子どもを保育園に預けて働く親の最も大きな悩みである「子どもの急な発熱や病気」。
病児保育施設は全国850箇所、保育所全体の23,400箇所に対して約3.6%と圧倒的に少ない。病児保育施設を併設している保育園もあるが、施設の維持コストの負担が重いなどの理由で広がっていないのが現状だ。そんな病児保育問題を解決すべく、フローレンスでは2005年より、訪問型・共済型の病児保育を展開。現在首都圏2500世帯以上の利用会員に病児保育を提供する。
 
 そしてこのたび、保育園向け限定プランとして、保育園が月会費を負担することで、その保育園に子どもを預ける保護者が通常より安価に病児保育を利用できるプランを開発した。病児専門の保育スタッフが、病気で登園できない子どもの自宅を訪問し、保護者の代わりに預かる。また、在園中に発熱した場合にも、保育園に迎えに行き、小児科受診後、保護者が帰宅するまで自宅で保育することも可能。
 
保育園は、保護者がすぐに迎えに来るのが難しい園児を預かり続けることによる症状悪化や、他の園児に感染するリスクを軽減できる。また、保護者の側も、病状に即した保育を受けさせることで、子どもの治りを早められる。
 
 料金は、園児1人あたり月会費が1050円(保育園負担)、保護者は利用した場合のみ1時間あたり1680円の保育料を支払う。保育園は自前で病児保育施設を運営するのに比べ大幅に少ないコストで、病児保育を提供できる。
 
第一号契約園は文京区にある「日本興亜スマイルキッズ江戸川橋保育園」。7月1日より利用を開始する。フローレンスは、子どもの急な発熱に親・保育現場が焦らず対応できるよう、病児保育インフラを提供することで、子育てと仕事の両立を社会全体で支える日本社会の実現を目指す。
 
お問い合わせ:認定NPO法人フローレンス:藤田・石橋
spr@florence.or.jp 
03-5275-1163
 
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