駒崎 弘樹 公式ブログ 事業ニュース

日本最大のニュースアプリ「SmartNews」が、非営利団体向けの無償広告枠を創設!テストマーケティングとしてご支援いただきました!

12月1日、読者数最大のニュースアプリ「SmartNews」を展開するスマートニュース社が、同日発表した広告枠「SmartNews Standard Ads」の一部を、非営利団体に向けて無償で提供していくプログラム「SmartNews Nonprofit Program」の創設を発表しました。
パートナーとして、非営利団体等の活動を支援するサービスやプラットフォームを展開する、Change.org、gooddo、greenz.jp、Peatix、READY FOR、SERVICE GRANT JAPANが本プログラムに参画し、2015年に正式リリースされる予定で、現在、テスト配信中です。
フローレンスでは11月29日、30日の2日間、テストマーケティングとして、
写真のようにひとり親家庭向け支援活動の情報ページへの誘導広告を掲載いただきました。
smartnews.png
これが驚くほど反響が大きく、寄付のページになんと普段の土日PVの約100倍以上のアクセスがあり、たくさんの方が寄付で応援してくださいました!
フローレンスの活動を知ってくださっている人は、まだまだ少数派です。もともと子育ての問題や社会課題にアンテナを立てている、とても意識の高い方たちだと思います。
しかし実際には、日常生活の中で、病児保育やひとり親家庭の困難な状況を知るきっかけがないという人のほうがずっとずっと多いのが現状です。まだまだ私たち団体側の努力が必要です。
そんな中、このスマートニュースさんの取り組みの意義は計り知れません。
「こんな問題、はじめて知った!」「こんな活動があるなら応援したい!」と、
社会課題への気づき・参画の一歩を後押しするソリューションだと、その反響の大きさから実感しました。
サポーターになってくださった方から実際に、下記のようなメッセージをいただきました。
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「私も子を持つ親です。金銭的な理由で自らの可能性を諦めねばならない子供が一人でも
減るように、本当に微力ではありますが、何かできればと思いました。
フローレンスさんを信じて想いを託します。」
「フローレンスのことは以前から知っていましたが、
いつも利用しているスマートニュースで初めてサポート隊員を知り寄付しました。
生活動線で気づくようにしてもらえるともっとサポート隊員が増えそうですね。」
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スマートニュースは日間で200万人・月間では400万人もの人に読まれているそうですが
そういった大勢の人が集まる場所に、問題・活動を知るきっかけがあることで
より多くの応援者・寄付者が集まり、結果、より多くの人を助けることにつながります。
更に、「SmartNews Nonprofit Program」の価値は、発信力のボリュームに留まりません。
「Ads as Contents」(”コンテンツとしての広告”)をコンセプトに掲げているように、
「ネイティブ広告」の手法で、他のニュース記事と親和性の高い広告記事(=NPO等非営利団体の活動情報)を選定することから、読者に関心の延長線上で読まれやすい点が、素晴らしいです。
SmartNewsを通じて、公共性の高い情報を配信していくと同時に、デジタルマーケティングの手法で社会的な取り組みを支援し、日本の知られざる社会問題の解決に貢献しようとされているスマートニュースさんの革新的な取り組みに敬意を表します。
そして既存のセーフティーネットからこぼれ落ちた問題・弱者の立場に置かれている人たちをサポートする活動が、ひとりでも多くの人たちの知ってもらえることを、NPOの一団体として強く願っています。
スマートニュースさん、すごいサービスをありがとうございます!!
SmartNews Nonprofit Programについて、詳しくはこちら(スマートニュース)
*フローレンスが行っているひとり親支援活動についてはこちら
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