駒崎 弘樹 公式ブログ 事業ニュース

マンツーマンで向き合う障害児の子どもたちのために、フルマラソンに初挑戦するはっすー先生

 フローレンスは東京マラソン2019チャリティの寄付先団体に選出されました。
続々と著名人・有名アスリートの皆さんから応援コメントが届くなか、チャリティランナーとして走りたい、というお問い合わせも続々と届いています。

 フローレンスの社員でも、「チャリティーランナーとして障害児保育のために走りたい!」と手を挙げる人が現在約15名。
そんなフロレランナーから、今回は障害児訪問保育アニーの担任「はっすー先生」をご紹介します。

蓮沼由希(ハスヌマユキ)

保育士。福祉系の大学卒業後、重度障害者施設に勤務。2016年にフローレンスに入社し、障害児訪問保育アニーの保育スタッフを勤める。愛称は「はっすー」。

 

――はっすー先生、チャリティランナーに手を挙げていただきありがとうございます。寄付先となる障害児訪問保育アニーからの立候補、とても嬉しいです!

アニーの保育スタッフで走れる人が今のところいないって聞いて、寂しいな……と思って。

運動習慣はないので、全然自信ないんですけども。

――それなのに走ろうって思ってくれたんですね。

はい。20代のうちになにかチャレンジしてみたいって思ったんです。30歳になる前の節目として。

――他の障害児保育事業部の人たちやアニーの保育スタッフたちが、「はっすーは芯が通ってしっかりしている人で、マラソンも着実に練習を重ねていけると思う」と言っていました。

わーー、完走できるようにがんばります。できるかなー!?

――東京マラソンと同じコースを歩いて7時間って言っている人もいたので、きっとだいじょうぶです!

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――はっすー先生がアニーの仕事を始めたのはどういったきっかけだったんですか?

なにかの本でフローレンスの病児保育のことを知って、そこから障害児保育もやっていることを知りました。

群馬に住んでいたんですけど、上京してきて。

――群馬から!前職も障害のある人に関わるお仕事でしたが、アニーでのやりがいはどうですか?

前職では病棟での勤務だったので、子ども一人ひとりにゆっくりと関わることができなかったんです。

アニーでは子どもにじっくり関われるのがやりがいです。

――1対1保育のアニーだからこそですね。

昨日、地域の保育園での交流保育に行ったんです。1年くらい前から、月に2回くらいの頻度で行っているんですが、始めのころは他の子どもがたくさんいる空間に緊張していた様子だったんです。

それが今年度に入ってから楽しそうに笑うようになってきたんですよ。

――へぇー!なにかきっかけがあったんですか?

始めの頃は園庭遊びをしている中に入っていくような感じだったんですが、保育園の先生たちが工夫してくれて、アニーの子どもが過ごしやすいように、室内での活動を中心に変えてくれたのがきっかけかな、と思います。

楽しそうな笑顔を見ていると、「あぁ、良かったなぁ~」って。

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――子どもの成長も、園の先生が子どもにあわせて考えてくれたのも、どちらも嬉しいですね。
趣味とかはなにかありますか?

中学校から吹奏楽部に入っていて、今も社会人の団体でトロンボーンを吹いています。年に1回くらい演奏会もやっています。

――トロンボーン!吹奏楽部といえば、意外と体育会系で走ったり筋トレしたりするってよく言いますよね。

そうですね、中学の部活のときはよく走っていました。

――じゃぁ、その頃を思い出しながら走ったらフルマラソンも走れるかもしれないですね!?

だと良いんですが……(笑)

せっかくアニーが寄付先になっているので、現場のスタッフとして貢献できたら良いな、と思います。

――頑張ってください!


チャリティランナーのエントリーやチャリティは、2018年7月2日から東京マラソン2019チャリティ公式WEBサイトで受付がはじまります。

走るのが好きな方はぜひ、東京マラソンチャリティランナーにエントリーし、寄付先団体にフローレンスを選んで下さい。

走るのが苦手な方も、ランナーへのチャリティで応援できます。
はっすー先生の応援も、よろしくお願いします!

認定NPO法人フローレンスは、東京マラソン2019チャリティ事業の寄付先団体です。
東京マラソン2019チャリティ公式ウェブサイトアドレス http://www.marathon.tokyo/charity/

障害児訪問保育のお仕事について、はっすー先生にもう少し詳しく聞いているインタビューもあります。興味があればこちらもどうぞ!

障害児の訪問保育「アニー」の仕事ってどんなもの?保育スタッフに聞いてみた

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