フローレンス、ひとり親世帯の貧困脱却プログラムの立ち上げに挑戦！ 〜合同会社西友様から助成を受け、ひとり親世帯向け支援をさらに強化します!〜
西友さんがなんと、店頭募金＋助成金で、フローレンスの新たなひとり親支援プロジェクトの立ち上げを支援して下さることになりました！
生活保護バッシングの嵐ですが、バッシングしていても、経済的苦境にあるひとり親の方々の苦境は変わりません。それどころか、子どもの貧困の問題も悪化していってしまいます。
今こそ、批判に代わって、実効性のある方策を小さくても良いから生み出していかねばなりません。
フローレンスは、まずこれまであまり研究の進んでいない、ひとり親の貧困改善にどのような具体的アプローチが最も有効か、の調査を多面的に行います。そしてその上でモデル事業を立ち上げ、実際に新たな貧困脱却プログラムを創っていきたいと思います。
こうしたチャンスを与えて下さった西友さんに、深く感謝です！
頑張ります！！！
—以下プレスリリース———
首都圏で病児保育サポートを展開する特定非営利活動法人フローレンス：本部 東京都千代田区（以下、フローレンス）は、合同会社西友(以下、西友)の支援を受け、ひとり親世帯向け 「脱貧困キャリアアップ・プログラム」の策定プロジェクトをスタートします。フローレンスは、今回の西友からの助成を受け、ひとり親世帯が抱えるキャリアアップへの障害を調査し、就業状態の安定、所得の向上に寄与する仕組みを「一時保育」「就労経験の提供」「マイクロファイナンス」などの要素を付与しながら、モデルとして立案、1年間をかけて実行までを担っていく計画です。
これに先立ち、フローレンスは2011年度の助成として西友より、ひとり親50世帯に2年間の病児保育に対する支援を受けています。なお、これらの助成に加え、2012年7月1日からは、西友の店舗にて、ひとり親世帯への病児保育サポート提供を対象とした店頭募金もスタート。西友との取り組みによって、引き続きひとり親世帯への病児保育サポート提供を推進しています。
フローレンスは、こうした西友からスタートした支援により、ひとり親世帯に向けて、従来の病児保育サポートによる就業継続支援に加え、キャリアアップ支援へと拡げ、より包括的な支援に発展させていきます。
現在、全国で81万世帯と言われるひとり親世帯（出典：平成22年国民生活基礎調査）では、子どもが病気になっても両親交代で休むといった対処ができず、急な欠勤＝失職のリスクが常につきまといます。
また、ひとり親家庭の平均年収は221万円。一般家庭の563万円と比べ約1/3、さらに教育費への支出は1/2と言われており、収入や貯蓄額が、子どもに十分な教育機会を与えられないという教育格差つながり、ひいては社会的格差として子どもの世代に受け継がれてしまう可能性すらはらんでいます。
貧困状態にあるひとり親世帯では、子どもたちに教育投資が行えず、子どもたちの学力も上がらないことで、就労に悪影響が及ぼされる『貧困の連鎖』が存在します。
その連鎖を断ち切るためには、まず、親がしっかりとしたキャリアを積み、安定した収入を得、経済的に自立することが不可欠です。そのために、どういった支援が最も効果的なのかを調査し、今回、西友の助成の基にモデル事業を立ち上げる機会に恵まれました。企業とNPO の協働によって、社会問題が解決できることを実証していきます。
ひとり親世帯に対して、病児保育サポートだけでなく、今までにない、包括的なサポートの仕組み創りに取り組んでいきます。
◎西友プレスリリースページ
http://www.seiyu.co.jp/company/information/2012/1893.php
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当記事はNPO法人フローレンス代表理事 駒崎弘樹の個人的な著述です。
PCサイト http://www.florence.or.jp/
携帯サイト http://www.florence.or.jp/m/index.htm
病児保育で困っている、サービスを希望するという方は、
こちらのフローレンス本体のページから、お申し込み下さい。http://www.florence.or.jp/
我が子が待機児童になってしまって困っている方は、
「おうち保育園」でお預かりができるかも知れません。
http://www.ouchi-hoikuen.jp/
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ひとり親への超安価な病児保育サービス「ひとり親パック」に共鳴し、寄付を
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http://www.florence.or.jp/corp/fr/fundraiser/
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NPO法人ETIC.の細田さん宛にご連絡頂ければと思います。
http://www.etic.jp/
駒崎が提案する、預金者の権利を守りながら、休眠口座を被災地・貧困支援に活用する案については、ここをご覧下さい。
いつもご支援頂き、誠にありがとうございます。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。
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