ソトコト連載「参加論」アップしました。「パワー個人」の時代へ

今回は、情報発信力が飛躍的に高まり個人がメディアになれる、という話。

昔だったら１万人動員できる業界団体が、発言力もあり、政治や行政に大きな影響力を持っていましたが、

今はTwitterフォローワーが２万人だったり、Facebookページで１万いいね集めたり、というのは容易になってきているわけです。

ですので、やる気になれば昔だったら団体つくって、ミニコミ誌刷って、集会やってみたいなことを一人でできちゃったりする。

そう言う意味で、個人の影響力はかつてないほど高まっていて、逆を言えばやる気になった個人が、今ほど世の中を変えやすい時代もない、ということになります。

でも、いつの時代も価値観は、時代の変化の一番最後についてくる、というのが基本。「個人が動いても、何も変わらないよ」という旧時代のパラダイムは、我々の価値観に深く根ざしてしまっているため、本当はなんとかできるのに、見えない鎖に繋がれている、ということになっていようかと思います。

そして、「実は鎖なんてなかったじゃん。勝手に個人がどんどん動けば良かったんだよ」ってなるまで、僕は動き続けていきたいなぁと思っています。