駒崎 弘樹 公式ブログ 事業ニュース

横須賀市こども政策アドバイザーに就任致しました!

港の横と言えば、横須賀。かの黒船ペリーが160年前にやってきて、明治維新の引き金が引かれたのが、今の横須賀市浦賀。アメリカ第七艦隊基地もあり、海軍関係者の家族が多数住んでいらっしゃいます。
そんな歴史とグローバルの交差する街、横須賀市のこども・子育て関連政策について助言・提言をする「こども政策アドバイザー」を、本日吉田市長より、直々に拝命致しました。
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こちら、記者会見の写真です。
(ワークライフバランス界のマドンナ小室淑恵さんと、赤ちゃん学の大家、開一夫教授とともに)
横須賀市の前には、厳しい現実が立ちはだかっています。
人口減少です。
社会減数が全国最多、県内他市と比較すると、転入者の割合が少ないのです。
また、20代30代の子育て層の転出超過率が高くなっています。
このままでは近い将来、高齢化に押しつぶされかねません。
しかし一方で、横須賀市は高いポテンシャルも持っています。
例えば、横須賀市民のなんと8割が「横須賀市は住み良い」「住み続けたい」と言っています。これは横浜の約6割、お隣の三浦市の約5割を大いに上回っています。
ともすれば都心から「遠い」というイメージがありますが、横須賀中央駅から横浜駅まで27分、品川まで44分と意外に近く、その割に地価が安い。150平米の家を購入したとしたら、鎌倉よりも約1100万、横浜市南区よりも約1000万安い、という状態です。
また、キラリと光る子育て支援施策もかなりあります。例えば乳児のいる家庭への保健師等の全戸訪問(こんにちは赤ちゃん事業)の実施率は、99.6%(横浜は75.9%)。
お母さんの胎内でなかなか赤ちゃんが育たず流産を繰り返してしまう、不育症。この治療で医療保険が適用されない部分に対する支援も行っています。
更に待機児童数はたった34人。ほぼ保育園には入れる、という状況。
加えて市立学校へのネイティブスピーカーの配置率は75%とトップクラスです。
横須賀市、意外に良いじゃん!!というわけなのです。しかし全然良さが伝わっていないし、もっとやればもっと良い町になるじゃん、と。
そんな横須賀市が、日本で1番子育てしやすくて、子育てするなら横須賀!となるよう、自治体のアドバイザーは初体験ですが、全身全霊で頑張りたいと思います!
子育て中の横須賀市民の皆さんは、不便なところや、こうなったらもっと良いな、というご意見をお寄せ下さい。市長に届けていきたいと思います。
そして全国の皆さんも、変わりゆく横須賀に注目してくださいね!
追記
・ランチに刺身定食を佐島港近くで頂いたのですが、白魚とか透明で、いやもうたまりませんでした。
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・こんな風に海の見えるカフェもあり、すぐに山もあったり、自然が豊か。それでいて市役所近くはお店もいっぱいあるので、とっても住みやすそうです。
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