駒崎 弘樹 公式ブログ
提言・アイデア
ALS啓発のために氷水をかぶってみた
ALS (筋萎縮性側索硬化症)の認知度向上のための「アイスバケツチャレンジ」というチャリティ運動が、全米でSNSを通じて拡大していますが、その波があっという間に僕のところまで来ました。
「ビル・ゲイツが「アイスバケツチャレンジ」を受けて立つ、ジェフ・ベゾスとティム・クックも気合入りすぎの全身びしょ濡れ」
どんなルールかというと、前の人から指名(Challenge)された人はALS研究への寄付運動を拡大するために、氷水を頭からかぶるか100ドル寄付するか選択します。氷水をかぶることを選んだ場合には次に三人指名することできて、指名をうけたら24時間のうちに氷水をかぶるか100ドル寄付する、というルールみたいです。
このALSという病気は、筋肉の働きが衰え死に至る難病だそうです。そして現在まで有効な治療法が見つかっていません。
僕がALSを知ったのは、偶然にも親友の会社の同僚が、突然ALSを発症したことがきっかけです。
彼の名前は、藤田正裕。
僕と同い年の34歳で、元々はマッキャンエリクソンという外資系広告代理店に勤めていました。
仕事にプライベートに全力疾走する若者が、ある日突然、体の異状に気づいたのでした。
目しか動かせず、意識が体にロックイン(閉じ込められる)されながらも、希望を失わないその闘いの日々については、彼の著書「99%ありがとう ALSにも奪えないもの」(http://amzn.to/1oShWp0)
に生々しく綴られています。
本当に、胸を打つ言葉の濁流でした。
藤田さんは、ALSと戦いながら、なんと「END ALS」という団体を立ち上げました。
まだ見つかっていない、治療法の確立と、患者の生活向上支援の2つをミッションにしています。
僕が行った「アイスバケツチャレンジ」は、アメリカのALS協会が行っているものですが、アメリカのセレブ達の協力により、既に多くの額が集まっているようです。
日本にもALSの治療法確立に取り組んでいる人達がいますので、宜しければ「END ALS」にも寄付をご検討頂けましたら幸いです。
「END ALS」寄付ページ
そして3人指名できるので、指名しちゃいます。各界に広がるように、バランスよく。
小泉進次郎さん(政治)
為末大さん(スポーツ)
堀義人さん(ビジネス)
こういうのは、本家以上に現地カスタマイズして世界をあっと言わせるのが、我が国のお家芸。
本家アメリカに負けずに、日本でもこのムーブメントを広げてやりまっしょい!!
※動画は著作権放棄しますので、メディア関係者の方でもし使いたい方がいたらどうぞ
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