駒崎 弘樹 公式ブログ 提言・アイデア

フローレンスの学生インターン熊坂が、日経新聞に掲載されました!!

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熊坂(あだなは「くまちゃん」)は、障害児保育事業部にて、「障害児保育園ヘレン」の開園準備に携わっている、ぱっと見普通の女子大生のインターンです。
でも熊ちゃんは、何がスゴいって、根性がヤバいです。
ヘレンがまだ影も形も無い頃に、「何で障害児を預かってくれるところがないんだろう。けしからん。事業つくろうよ」と僕がいつもの思いつきの暴走を始めたら「じゃあ、ちょっと調べてみます」と言い、黙々と厚労省に電話をかけ、報酬単価を調べ、試行錯誤しながら財務モデルを創っていきました。
また、「やっぱり本場の北欧で障害児政策見てこないと」と僕がNPO仲間達と海外視察しようと決めたら「代表、完全に自腹切るんで、自分も一緒に学びに行かせてもらっても良いすか」と言い出して、本当についてくる。
更に「代表、杉並区さんにヘレンのこと話したら、『ぜひうちでやってくれないか』って言っています。交渉させてください」と言い出して、本当に誘致してもらえることに。
かつ「ちょっと銀行からお金借りてみて」と無茶ぶりしたら、ちゃんと西武信金さんと話して、500万借りてくる。
とまあ挙げればキリがないのですが、とにかくものすごい根性と行動力で、大学生なのにメキメキ仕事できるやつになってしまいました。
そんなくまちゃんですが、インターン前は事務仕事をしたわけでもなく、普通に大学生をやっていたわけで、正に潜在能力が開花したと言って良い。でも多くの大学生や若者には、実はこうした才能が秘められていて、仕事を通じてむちゃくちゃ成長したりするのです。
フローレンスは、これまで100人近くのインターン生を受け入れて来て、それを知っているのです。
そんなフローレンスで、社会のために働いて、自らの使命に気づきたい、という人はいつでもウェルカムです。
僕は断言しましょう。仕事って、大変だけど、すっごい楽しいぜ。
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【内定後インターンなぜ?就活終了…でも別の会社で仕事 やりがいある 働く実感得たい】 
<以下要約>
就職活動を終えた後、「内定後インターンシップ」を選ぶ学生が出てきた。就活後のインターンに何を求めて参加するのか。その心境を追った。
*********(中略)*********
コンサルタント会社に就職予定の熊坂真穂さん(22)も内定後インターンを選んだ一人。就活前から病児保育のNPO法人フローレンス(東京・千代田)で障害児保育施設の準備に携わり、9月末には産後ケアのNPO法人マドレボニータ(東京・杉並)で活動を始める。福祉・子育てへの興味から飛び込んだが「もう学生気分には戻れないというのが本音」。
インターンというと、職場の雰囲気や仕事を就職前に疑似体験する場というのが一般的なイメージ。ただ熊坂さんは「皆でグループワークして発表してという就活中のインターンとはまるで違う。上司がぎりぎりの交渉をしている場面に立ち会いもする。ロールモデルとなる先輩と接して将来の焦りも少なくなった」。
*********(中略)*********
新卒時の会社選びが人生すべてをかけた決断というような時代ではなくなった。企業側も選ばれ、評価されている先が見えにくい時代にどう働きたいのか、働くべきか。内定後インターンに向かうのはそうした試行錯誤の表れかもしれない。
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