駒崎 弘樹 公式ブログ 事業ニュース

走るのが死ぬほど苦手なのに、フルマラソン走ることになったわけ

 
 よく小学校の頃にいたじゃないですか?
 50メートル走、めっちゃ遅いやつ。
 
 で、小学校の頃って、足早いやつしかモテないから、足遅い=モテないクラスタに入ってるやつ。
 
 で、フィジカルだと無理だから、面白いキャラにポジショングする、みたいな。
 
 
 それが僕です。
 
 
 もうその頃からほんと、この「走る」って行為が嫌いで嫌いで、この非モテ人生を人生の最初に決定づけた50メートル走に関しては、憎悪しかないわけ。
 
 それで良いおっさんになるまで、走ることをしないで生きてきたわけなんだけども、地元のパパ友と飲んでた時に、ノリで地元のマラソン大会に出ようみたいな話になって。
 
 軽いノリで良いですね、なんて言ったもんだから、ほんとに走ることになっちゃって。10キロ。
 
 走ってみたら
 
 もう
 
 地獄ね。
 
 
 早く終われよ。もうしつこいよ。
 って逆ギレしちゃって。
 
 辛すぎて。
 
 何これ、みたいな。何が楽しいわけ、と。
 
 もう二度と走るか!って、ゴールした後に神に誓ったんですよ。
 
 
 そんな僕だったんですが、先日うちの団体の寄付担当が嬉しそうに言うんですよ。
 
 「代表、やりました!東京マラソンの寄付先団体に選ばれました!」って。
 
 「へー、それは何?マラソン主催してくれる団体が、寄付してくれるって言うこと?」
 
 「東京マラソンには、チャリティランナーっていう、寄付すると走る枠がもらえる仕組みがあって、その寄付がチャリティランナーが選んだ寄付先団体に行くんです。だから、チャリティランナーの人に選んでもらわないといけないんです」
 
 「へー、面白い仕組みなんだね。いずれにせよ、ありがたいね」
 
 「ええ。なので、代表。走ってください」
 
 「え?」
 
 「だから、代表も走ってください。マラソン」
 
 「え、全然意味わかんない」
 
 「だって、マラソンで寄付を頂く立場なのに、自分は走らないって、意味分からないですよね?」
 
 「え、それ論理的に繋がってないし、意味分からないのは君だから」
 
 「えぇっ!?ノーベル賞とった山中教授だって、マラソン走って寄付を集めて、頑張っている自分の姿を見せて、寄付を集めてるんですよ。代表だって、マラソン走って、フローレンスへの寄付を訴えてくださいよ」
 
 もう、自分顔面蒼白ですよ。
 
 会議室で僕以外全員、「え、この人何言っちゃってんの」っていう顔で僕のこと見るんですよ。
 
 「当然、経営者だったら組織のために走るでしょ」みたいな。
 
 僕の小学校生活が足が遅いことでどれだけ辛かったか、なんてお構いなしで。
 
 10キロ走って死にかけたおっさんが、42キロ走れるかっつうの。
 
 無理でしょ、どう考えても。
 
 「この件は、慎重に議論を重ねて、多角的に検討していこうか・・・」
 
 と僕がシメかけたところ、
 
 「代表、寄付によって多くの医療的ケア児の親子が救えるんですよ。苦しい環境にいる親子を救うのが、我々の仕事じゃないんですか」
 
 と社員。
 
 
ああああああああああああ。
 
 
 何かがせり上げてきて、一言呟きましたよ。
 
 
 
 
 「走ろう・・・」
 
 
 
 そして、決まってしまいました。
 
 人生初のフルマラソン出場が。
 
 人生で絶対に味わいたくなかった、フルマラソンが。
 
 
 
 
 今から超絶憂鬱ですが、頑張って生きていきます。
 
 駒崎かわいそうに、ちょっと応援してやろうかな、という方は、
 
 に詳細書いていますので、良かったら7月2日からオープンになるチャリティランナーになって、寄付先にフローレンスを選んでください。
 
 そして僕と一緒に走りましょう!!!(走れるかどうか分かんないけど)
 
 東京マラソンで、僕と握手っ!!!(走れるかどうか分かんないけど)
 
 
 
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